カリキュラム
全く腰に負担のかからない介護テクニック
「根津式介護技術」
なぜこのカリキュラムができたのか
- 私自身が脳梗塞を患い、自らが介護を受ける立場になった
- 体の不自由な人の気持ちや動作、介護を受ける人の気持ちを身をもって知った
片腕一本でもできる負担のない介護方法
負担のかからない介護の5つのポイント
① 引く
② 押す
③ まわす
④ ふれる
⑤ 支点を変える
今までの介護(パワー介護)における4つのポイント
① 腰を支点にする
② 抱く
③ つかむ
④ 持ち上げる
ベッド編
- つかむのではなく、ふれる。使う指は3本のみ(掛手)
- 指一本でもできる体位交換
- ベッド柵があるときの、まったく腰に負担のかからない体位交換
- 片腕でできる抱き起こし
- 介護度の高い人を片腕一本でできる抱き起こし方
- ベッド柵があるときの、まったく腰に負担のかからない抱き起こし方
- 座位での体位保持
- まったく腰に負担のかからない寝かせ方(膝かかえ式)
- まったく腰に負担のかからない寝かせ方(くの字式)
- まったく腰に負担のかからない手引きによる立ち上らせ方
- まったく腰に負担のかからない立ち上らせ方(両腕フック式)
- 腕が上がりにくい人の腕を上げるテクニック
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(抱き寄せ)
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(座骨に触れる)
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(介助者の腰に触れる)
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(介助者の肩甲骨に触れる)
- 人の倒れる方向
- 立位での体位保持<側面式><対面式><背面式>
- 洗面所での体位保持<背面式>
- 急に転倒しそうな時の緊急対応方法(くの字型)
- まったく腰に負担のかからない車イスへの座らせ方(腕組み式)(腰挫)
- まったく腰に負担のかからない車イスへの移乗(全転換)
- まったく腰に負担のかからない車イスからの立ち上がらせ方(前傾姿勢・クロスハンド)
- まったく腰に負担のかからない車イスへ浅く腰かけた時の移動方法(クロスハンド)
- 狭いトイレでの腰に負担のかからない立ち上がらせ方
- まったく腰に負担のかからない床に1人で座らせる方法
- まったく腰に負担のかからない床に2人で座らせる方法
車いす編
- 車いすの5点確認①頭の位置②肘の位置③腰の位置④足首の位置⑤ブレーキレバー
- 車いすの広げ方
- 車いすのたたみ方
- 指一本でできるステップ板の上げ方と足の上げ方
- 腰に負担のかからないステップ板への足の乗せ方
- 腰に負担のかからないステップ板からの足の降ろし方
- 腰に負担のかからない車いすの楽な押し方
- 腰に負担のかからない車いすの楽な止め方
- 腰に負担のかからないまったく力を使わない車いすからの立ち上がらせ方(両腕フック式)
- 腰に負担のかからない手引きによる車いすからの立ち上らせ方
- 腰に負担のかからないまったく力を使わない介護度の高い人の車いすからの立ち上がらせ方
- 腰に負担のかからないまったく力を使わない身体の大きい人の車いすからの立ち上がらせ方(サイドアップ)
- 腰に負担のかからないまったく力を使わない車いすからの立ち上がらせ方(雨の日バージョン)
- 立位での体位保持<側面式><対面式><背面式>
- 洗面所での体位保持<背面式>
- 対面での体位保持(くの字型)急に転倒しそうな時の緊急対応
- まったく腰に負担のかからない車いすへの座らせ方(クロス式)
- まったく腰に負担のかからない車いすへ浅く腰かけた時の移動方法(クロスハンド)
- まったく腰に負担のかからない車いすからベッドへの移乗
転倒予防編
なぜ施設・病院で転倒事故が多発するのか?
・それは2つのポイントが無いからです
① 人の倒れる方向を知らない
② 体位保持の概念を知らない
- 人の倒れる方向
- 立位での体位保持<側面式><対面式><背面式>
- 洗面所での体位保持<背面式>
- 対面での体位保持(くの字型)
- 座位での体位保持
- まったく腰に負担のかからない手引きによる立ち上らせ方
- まったく腰に負担のかからない立ち上らせ方(両腕フック式)
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(抱き寄せ)
- 介護度の高い人に対する相手に負担のかからない立ち上がらせ方(腕くの字)
- まったく腰に負担のかからない車いすへの座らせ方(腕組み式)
- まったく腰に負担のかからない車いすへの座らせ方(腕くの字式)
- まったく腰に負担のかからない1人での座らせ方
感染予防編
片腕一本でもできる負担のない介護方法
負担のかからない介護の5つのポイント
・非密着型=感染を防ぐポイントでもある
① 引く
② 押す
③ まわす
④ ふれる
⑤ 支点を変える
今までの介護(パワー介護)における4つのポイント
・密着型=感染対策には適していない
① 腰を支点にする
② 抱く
③ つかむ
④ 持ち上げる
- 感染対策における指一本でもできる体位交換
- つかむのではなく、ふれる。使う指は3本のみ(掛手)
- 感染対策における片腕でできる抱き起こし
- 感染対策における寝かせ方(くの字式)
- 感染対策における手引きによる立ち上らせ方
- 感染対策における立ち上らせ方(両腕フック式)
- 立位での体位保持① 側面式② 背面式
- 洗面所での体位保持<背面式>
- 対面での体位保持(くの字型)<急に転倒しそうな時の緊急対応>
- 感染対策における側面からの車いすへの座らせ方(腕組み式)
- 感染対策における車いすへの移乗(全転換)
- 感染対策における車いすからの立ち上がらせ方(前傾姿勢・クロスハンド)
- 感染対策における車いすへ浅く腰かけた時の移動方法(クロスハンド)
- 感染対策における狭いトイレでの立ち上がらせ方
- 感染対策におけるベッド柵があるときの体位交換
- 感染対策におけるベッド柵があるときの抱き起こし方