アロン化成株式会社従業員の方々に対して、根津式介護技術の講習が開催されました
アロン化成株式会社従業員の方々に対して、根津式介護技術の講習が開催されました。
<根津式介護技術と介護機器との融合!>
日時:2023年9月1日金曜日午前10時~午後1時30分
場所:アロン化成ものづくりセンター
対象:アロン化成株式会社従業員
講師:根津良幸先生
名古屋市にあるアロン化成株式会社ものづくりセンターにおいて根津良幸先生による根津式介護技術講習が開催されました。
アロン化成株式会社はシャワーベンチ、ポータブルトイレなどの介護用品を作っており、介護用品の使用に根津式介護技術を導入することで、よりユーザー様が安心、安全に介護を受けられるようにすることを目的としておりました。
受講生の方々は全く腰に負担のかからない根津式介護技術に関して、当初は疑心暗鬼でしたが、根津先生の技術を目の当たりにして全員が「目からウロコ」となっておりました。
講義時間は3時間を予定しておりましたが、受講生の方々の熱意がすごく30分も時間オーバーしてしまいました。
どれだけ素晴らしい介護用品であっても、どれだけユーザー視点に立った配慮がちりばめられた介護用品であっても、立ち上がる時、座る時などの動作中に転倒して骨折などのインシデントが起きてしまえば、すべてが台無しになってしまいます。
根津式介護技術には体位保持という概念があり、転倒転落防止のための体位保持の技術が確立されております。
根津先生の魂のこもった講義に受講生の皆様は真剣に耳を傾け、そして楽しく研修に打ち込んでおりました。
メイド・イン・ジャパンの介護用品と根津式介護技術の融合は、今後の世界の介護の在り方に大きな影響を与えていくことと思います。
<アロン化成株式会社の皆様より感想を頂きました>
■43歳 男性 O様
事前に本を⾒ていたが、半信半疑な感じで今⽇の研修に臨みました。実際にやってみて、こんなに簡単に⼈を⽴ち上がらせたり出来るのか?! と驚きの連続でした。あらためて、⼈体の奥深さに感動しました。先⽣のお⾝体の状態が、⼒が殆ど⼊らない状態であることも、⾃分にも出来るかもしれないという⾃信につながりました。本当に素晴らしい研修に参加できて良かったです。今後の福祉⽤具のものづくりに⼤いに活かしていきたいと思います。感謝です! ありがとうございました!
■59歳 男性 O様
本当に魂の講義をありがとうございました。本やビデオでのものを少し⾒させていただいておりましたが、実体験すると本当の凄さが分かるものですね。この技術と我々の製品が⼀体となることで、さらに安全安⼼な介護環境を築くことになると思います。これを⽬指し、さらに努⼒しなければと思いました。昨年末、埼⽟医科⼤学へお伺いしてお会いさせていただいて、このご縁を⼤きくさせていければと思います。よろしくお願いいたします。
■29歳 男性 N様
本⽇は⼤変お忙しく、かつ体調もすぐれない中で講義していただき誠にありがとうございました。私は開発グループで排泄チームに所属しており、本⽇ご覧いただいたようなポータブルトイレ等の開発をしております。もう亡くなられましたが、私のひいおばあちゃんがポータブルトイレを使っており、⾃分で⽴ち上がることはできるものの、フラフラと⽴ち上がるため、すごく不安でした。本⽇の介護技術を使えば、そんなフラフラな⽅でも安全に⽴ち上がりや座り込みのサポートができると思います。また、根津先⽣の介護を受ける側の思いや動きの理由、それらを踏まえての介護技術の開発までのストーリーは⾮常に感銘を受けました。本⽇学んだこと、聞いたことは、今後も聞くことができない貴重な時間でした。本⽇は本当にありがとうございました。
■43歳 女性 K様
介助技術と聞くと知らないことばかりで難しそうな印象でしたが、今回講義を受け、とても楽しく、介助を⾝近に感じることができました。根津先⽣は本当は⽴っているのも笑うのも⾟い状況の中、私達のためだけに愛知までお越しいただき、貴重な講義をしてくださったと聞き、根津先⽣のご厚意に胸が熱くなりました。根津先⽣は、今回、感謝を伝えるために来ていただいたと仰っていましたが、次は私達が今回の感謝を伝えるために、学んだことを製品開発に活かして社会に貢献していきたいです。また、将来、⾃分の親を介助するような状況になった時にも、今回学んだことを活かしていきたいです。講義は本当に楽しく、3時間では全然⾜りませんでした! ⼼のこもった講義、本当にありがとうございました。
■43歳 男性 U様
受講させていただく前は、失礼ながら半信半疑でした。埼⽟医⼤の⽅々が⽬からウロコの状態となられたと序盤にご紹介いただいたとおり、私の⽬からもウロコがバラバラとこぼれ落ちたように感じました。弊社の製品としてどう活かすか、⾊々と考えながら聴かせていただきましたが、視覚的に体の位置を誘導(例えば座位からの⽴ち上がり時に、利⽤者様の頭の位置を印の上に合わせていただくなど)できるようなものが良いのではと思いつきレベルではございますが、検討してみたいと思いました。これに限らず、根津先⽣より受け取ったバトンをしっかりと掴んで、製品開発に活かさせていただきます。本⽇は無理を押して貴重な講義をしていただき、本当にありがとうございました。
この度は、ご参加くださりありがとうございました!